困り犬経理で年収を上げるには、どうすればいいの…?
毎日数字と向き合い、真面目に実務をこなしていても、一向に増えない給料…。
上司の年収が自分の「数年後の限界」だと悟った時の絶望感はヤバいですよね。その気持ち、よく分かります…。
なんとか年収アップの方法をネットで調べてみようとしても、「資格を取ろう」「スキルを磨こう」といった綺麗事ばかり…。
「そんなのは分かってんねん!でも、具体的にどう動けばいいのかが知りたいんよ…」
みなさんの本音って、これですよね?
私はこれまで10年間、経理として大手JTCから中小ブラック企業まで計3社を渡り歩いてきました。
そして最終的に4社目で、念願のホワイト上場子会社へ転職し、年収100万円アップを実現しています。
逆に、良かれと思ってやってしまう「年収が上がらないNG行動」についても本音でお伝えします。
上司のたまさん今の環境にモヤモヤしている方は、ぜひ最後までご覧ください!
はじめに|この記事を書いた人(自己紹介)
- これまでの経歴は?
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- 新卒で大手の建設系に入社。激務と人間関係のストレスで4年で転職
- ベンチャー企業に営業として入社するも3ヶ月で退職
- 家族経営の中小へ転職。給与が低く残業代も出ないので2年で退職
- 現在は上場企業の子会社に勤務。自分らしくのんびり働いています
- 転職サービスは何社使った?
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エージェント7社、掲載型1社、スカウト型2社、口コミサイト2社
- 何社応募した?
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1回目はたったの3社。2回目・3回目はいずれも2~30社程度
- 内定はどれくらい取れた?
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1回目:1社、2回目:3社、3回目:5社
- 転職活動は全体的にどうだった?
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1回目:簡単(だけど失敗)、2回目:大変(失敗)、3回目:割とイージー(大成功)
- 持っている資格は
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- 簿記2級(大学2年生で合格)
- 税理士科目合格 財務諸表論(大学3年で合格)
- 建設業経理士2級(社会人1年目で合格)
- TOEIC700点(アラサーから勉強開始&2年で獲得)
- FP3級(アラサーで取得。1ヶ月で合格)
- 現在の年収レンジは?
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現在の年収は 600万円台(福利厚生を含めると700万円弱)。
前回の転職で年収100万円アップを実現し、現在はバランス重視の環境を確保
- 満足した転職活動はできた?
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1・2回目:かなり後悔、3回目:満足!
【結論】年収は「努力」ではなく「環境」で決まる

まず結論から言うと、経理の年収は「実力」よりも「環境」で決まります。
たとえ簿記1級や税理士科目の合格者であっても、年収300万円が限界の企業に勤めている限り、年収600万・1,000万に届くことは一生ありません。
どんなに優秀でも、利益が出ていない会社や、社員への還元を渋るオーナー企業にいる限り、あなたの年収の上限は入社した瞬間に決まっているのです…。
ここで、4社を経験した私だからこそ伝えられる、残酷な比較データを紹介します。
- 大手JTCの経理課長
⇨簿記3級すら持たず、会計知識もほぼ無し。仕事は部下に丸投げ - 中小の経理部長
⇨税理士科目4つ合格。会計・税務すべてを網羅するスーパーマン
能力だけ見れば、間違いなく②の方が稼いでいると思いますよね?
ですが現実は、”知識ゼロの①(課長)”の方が、圧倒的に高い給料をもらっています。
どんなに能力があっても、会社の給料を伸ばしたいなら「規模の大きい会社」か「儲かっていて還元がある会社」へ移るしか道はありません。
イヌヤマ年収を上げたいなら、まずは「努力の方向」を変えること!
”環境”はそれほどまでに重要なファクターなのです。
【実態】大手JTC・ベンチャー・家族経営中小の年収リアル

先ほどの「環境がすべて」という結論の根拠として、私が実際に渡り歩いた3つの環境のリアルを暴露します。
① 大手JTC(インフラ系):高年収だが「自由」はない
「お金」の面だけで言えば、やはり大企業が最強です。
- 20代: 年収400万〜500万円(ボーナス1回で50〜80万)
- 30代:年収600万〜900万円(管理職手前で一気に跳ね上がる)
- 管理職: 年収1,000万円オーバーは当たり前
- 福利厚生: 寮や社宅が充実し、可処分所得が圧倒的に高い
ただし、これには「転勤」という重すぎる代償があります。
上司のたまさん会社都合で人生を振り回される覚悟が必要です。

② 通信ベンチャー:完全実力主義の「夢とシビア」
調子に乗って営業として転職(そして3ヶ月で退職…)してしまいましたが、ベンチャーの給与体系は刺激的でした。
- 実績次第: 月収80万〜100万円稼ぐ猛者もいる
- 実態: 元銀行員が「銀行時代より稼げる」と断言するレベル
ただし、「成果が出せなければ昇給ゼロ」というシビアな世界。

③ 家族経営の中小企業:夢も希望もない「搾取」の構造
経理に戻るために入社したのがここ。正直、ここが一番の地獄でした。
- 年収: 20代後半で350万円(管理職になっても500万円程度)
- 実態: 残業代は一切なし。昇給もほぼなし。
- 衝撃: 社員が薄給で喘ぐ横で、社長一族は超高額報酬。
40代係長の方が「年収400万円ってこれでどう生活せい言うねん…」って嘆いていました…。
会社の金は俺の金。現預金の減少を極端に恐れるオーナー企業では、社員がどれだけ頑張っても「コスト」としか見られず、給料は渋られて昇給なんて夢のまた夢。

知っておいてほしいこと:SNSの「楽して高年収」は信じるな!
3社を経験して分かったのは、「規模と稼ぐ力」に年収は比例するという事実です。
よくSNSで「大企業の窓際で楽して年収1,000万」という投稿を見かけますが、これからキャリアを築く20〜30代の経理マンには無縁の話だと思ってください。
そもそも、本当に楽で高年収な会社は人が辞めないので、求人サイトに載ることすら稀です。
現場が大変で、人手が足りないからこそ、私たちは求人を目にすることができる。これが転職市場の真実。
なので、これから転職しようとする方は、「楽をして稼ぐ」という考えではなく、「自分の労力が正当に評価され、報われる環境」をどう選ぶかが重要ですよ!
ホワイト企業への転職で年収100アップ&ゆとりをGET!

遠回りで無茶苦茶な経歴を辿りましたが、過去の失敗を踏まえ戦略的に動いた結果、最終的にはホワイト企業へ転職することができました!
私が現在勤めている「ホワイト上場子会社」のGoodポイントは以下の通りです。
- 給与が世間一般の平均以上!
⇨前職の中小よりも年収が100万円上がりました! - 就業時間が9:00~17:30(休憩60分)の実働7.5時間!
⇨これまでは実働8時間や7.45時間だったので、労働時間が減った! - 寮&社宅ありで住宅費用をかなり抑えられる!
⇨独身寮は月5,000円。借り上げ社宅は2万円程度で利用可能! - フレックス&在宅制度あり!
⇨既婚者にはめちゃくちゃありがたい…(家事や育児などで大助かり) - 残業は月に10時間程度&年間休日125以上&転勤なし!
⇨プライベートがマジで充実&転勤の恐怖がないのはメンタル的に◎!
今では年収600万超え。前職の「部長クラス」に!
入社当時は450万円くらいでしたが、そこから安定的な昇給を果たした結果…
前職の部長並みの給料を30代前半で貰えています!
イヌヤマ前職で優秀な部長が稼いでいた額を、平社員の私がもらえているのです!
「企業規模 × 稼ぐ力」の重要性を痛感
上場子会社という盤石な基盤に加え、ニッチな業界で利益を独占しているため、コロナ禍でもボーナスは満額支給!(ちなみに前職では賞与なし…)
給料もトントン拍子で上がっていき、今では同年代の平均以上を稼いでいます。
もちろん、1社目の大企業よりかは低いかもしれませんが、その代わり”ゆとり”を持って仕事できています!
ホワイト企業へ転職&年収100万円アップさせた手順
- 転職の軸を明確にした
- 「自分が貢献できること」を棚卸しして整理した
- 保有資格・勉強中の資格をしっかりアピールした
- 過去の転職理由を、誰もが納得できる形で伝えた
- 転職サービスを目的別に使い分けた
私が最終的にホワイト企業へ転職できたのは、これら5つをちゃんとやったから。
正直なところ、それまでの転職は明確な軸もなく、ただ「ラクそう」という安易な理由で動いていました。(今振り返ると、失敗して当然だったと思います。)
しかし、3度目の転職では、徹底的に自分と向き合い、「何を実現したいのか」を明確にしました!
それだけでなく、自分を採用することで企業にどんなメリットがあるのかを言語化し、面接でしっかり伝えられるように準備しました。(これが年収UPさせる最大のキー)
※詳しくは以下の体験記事をご覧ください!

今は本業を「ほどほど」に。副業で「プラスα」を狙う戦略

ホワイト企業への転職に成功し、世間一般以上の給与と「時間のゆとり」をGETすることができました。
しかし、ここで一つの事実に直面することに。
それは、「会社員としてこれ以上の昇給を狙うなら、管理職になるしかない」という現実です。
私が「管理職」を目指さない理由
色々と考えた結果、私は必要最低限の仕事はするが、管理職は目指さないでおこうと決めました(まあ、人生どうなるか分かりませんが笑)
というのも、管理職になれば給料は増えますが、その分「自分の時間」を会社に捧げなければなりません。
私は、上層部にゴマをすって世渡りをするタイプでもなければ、会社のために誠心誠意尽くすようなホスピタリティも持ち合わせていません。
会社員として稼ぐなら「昇格」は避けて通れない
皆さんに理解しておいてほしいのは、会社員という仕組みの中で年収を最大化させるなら、昇格は必須ということ。
転職で一時的に年収を上げられたとしても、その会社でさらに上を目指すなら、必ずどこかで「管理職」の壁にぶつかります。

責任ある管理職にはなりたくない。でも、お金はもっと欲しい…
「自分はどの道で稼ぐか」を明確にしよう
転職活動を始める前に、自分がどちらのタイプかを明確にしておいてください。
- 管理職として、組織の階段を上り年収を最大化させる道
- 本業は「ほどほど」にこなし、浮いた時間で副業を頑張る道
ここを曖昧にしたまま「もっと年収を上げたい」とだけ願って転職すると、たとえ年収が上がったとしても、数年後にはまた不満が募り、転職を繰り返すことになります。
私は、今のホワイトな環境で本業はプロとしてきっちり完結させ、残りの体力と時間をすべて自分の事業に投資する道を選びました。
イヌヤマあなたはどちらの人生を選びますか?
もし後者(副業・ゆとり重視)なら、まずはその土台となる『環境』を手に入れることから始めましょう!
私が今の環境を手に入れる時に使った転職サービス

正直、どれだけ有益な情報を集めても、「動かなければ」今の環境は1ミリも変わりません。
1年後も、今と同じように上司の給料を見て絶望しているだけです。
ここでは、そんな悩める皆さんに、私がブラック企業から、今のホワイト上場子会社へ逃げ切り、年収100万アップを勝ち取るためにフル活用したツールを共有します。
【転職エージェント】「質」にこだわってプロを味方にする
メインで使う転職エージェントについては、”量より質”を重視して選ぶように!
| サービス名 | 特徴&向いている人 |
|---|---|
MS-Japan (特化型) | 管理部門の求人数が圧倒的 連絡の頻度が多め ⇨管理部門への転職ならココ一択! |
![]() JAC Recruitment (総合型) | コンサルタントの質が高い スキルが不足していると紹介がゼロ ⇨評判良く、ミスマッチを防ぐならココ! |
実際に現在のホワイト企業転職時に利用したのはMS-Japanです。
ただ、今も自身の市場価値を把握するためにJACを使っています。(コンサルの質が高いのでオススメ)

【転職エージェント】求人数を網羅する用のサービスも利用
| サービス名 | 特徴&向いている人 |
|---|---|
![]() リクルートエージェント (総合型) | 求人数は業界No,1! 担当者のレベルがピンキリ ⇨求人を幅広く見るなら登録する価値あり |
正直なところ、リクルートエージェントは求人を把握するためだけに使いました
まあ、今回はマトモな方が担当になってくれましたが、やはり色々と気になるところがあったので、ぶっちゃけメインで使うのはオススメしません…。
求人数が最大なので、求人の『分母』を広げるためだけに登録しておくのが賢い使い方です!
イヌヤマ気になる方は以下の記事をご覧ください。

【スカウト型サービス】今の自分の立ち位置を確認する
3年以上の実務経験があれば、驚くほどスカウトが届きます。
自分の今の「市場での立ち位置」を知る最高の調査ツールなので、そこそこ実務経験がある人は使用するようにしてください!
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
ビズリーチ (スカウト型) | 市場価値がリアルタイムでわかる 自分から動く能動的な姿勢が必要 ⇨スカウトが届くと自己肯定感爆上がり! |

【口コミ】情報の精度を上げる
口コミサイトは企業の内情を知るためのマストツール。
「同じ内容のレビューが3つ以上」あれば、それはほぼ間違いなくその会社の実態です。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
オープンワーク (口コミ&スカウト) | 社員の「生の声」で裏取りができる 求人サイトとしての機能も充実 情報の鮮度や主観性に注意 |
転職会議 (口コミ&スカウト) | とにかく口コミ数が多い UIが見やすくてサクサク読める 口コミの質にバラつきがある |
※両方使って、それぞれの口コミを必ず確認するようにしてください!
【注意】これから転職する人が絶対にやってはいけないNG行動

「よし、自分も環境を変えよう!」と決意したあなたへ。
最後に、私が過去の失敗から学んだ「これだけは絶対にやってはいけないNG行動」を3つお伝えします。
① 年収「だけ」にフォーカスして選ぶ
年収の数字だけを追い求めてしまうと、入社後に「思っていたより激務だった」「結局またお金が不満で転職したい」というループに陥ります。
転職はそう何回もできることではありません。
転職で一時的に年収を上げれたとしても、その先は「昇格して年収を上げる」か「副収入を得る」ことをしなければ年収を大きく上げることはできません。
改めて自分に問いかけてみてください。
- 管理職として、組織の階段を上り年収を最大化させたいのか?
- 定時で帰り、副業などの「自分時間」でプラスαを稼ぎたいのか?
② 資格に全振りして「転職適齢期」を逃す
「簿記1級や税理士の科目合格を取ってから活動しよう」と考えるのは非常に危険!
なぜなら、転職市場において「若さ」は最強の武器だから。特にホワイトな好条件求人ほど、若手〜中堅を求めています。
なので、20代〜30代前半の方は、資格取得のために1〜2年を費やすよりも、「勉強を続けながら、1日でも早く動く」のが正解です。
実際に私は今のホワイト企業に採用された時、簿記1級は合格に向けて勉強中だったのですが…
上司のたまさん資格は「武器」ですが、転職は「タイミング」です!
本末転倒にならないよう注意してください。

③ 自己分析と企業調査を「適当」に済ませる
ホワイト企業への道は、徹底した「己を知り、敵を知る」作業の先にあります。
ここを疎かにすると、「社員をモノとしか思わないブラック企業」や「自分に合わない環境」を引いてしまいます。
私が今の環境を勝ち取るために、自分を客観視するのに役立った無料ツールがこちら。
新人のジャックこのセットが、失敗しない転職の絶対条件です!
まとめ|人生は「環境」で変わる。絶望していた私からあなたへ
今回は、経理の年収が「努力」ではなく「環境」で決まるという残酷な真実、そしてそこから私がどう逆転したかをお伝えしました。
最後にもう一度、大切なポイントを振り返ります。
- 年収を決めるのは「個人の能力」ではなく「企業の規模と稼ぐ力」
- ブラック企業の部長より、ホワイト企業の平社員の方が稼げる現実
- 管理職を目指すか、副業で稼ぐか、自分の「軸」をまず決めること
- 資格取得を理由に「転職適齢期」を逃さないこと
過去の私と同じように悩んでいるあなたへ
かつての私は、家族経営のブラック企業で「残業代ゼロ・ボーナスなし」という絶望的な環境にいました。
- 「自分の努力が足りないんだ」
- 「簿記1級さえ取れば人生変わるはずだ」
そう信じて、がむしゃらに勉強し、自分を追い詰めていました。
でも、今ならはっきりと言えます。
あなたが悪いのではなく、あなたが今いる「環境」が間違っている可能性が高いです!
環境を変えるのは、勇気がいります。
「今」が人生で一番若い瞬間
転職市場において、最大の武器は資格ではなく「時間(若さ)」です。
悩んでいる間に、その最強の武器は刻一刻と失われていきます。
「いつか」ではなく「今」、まずは自分の市場価値を調べる一歩から始めてみてください。
イヌヤマ最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの経理人生が、納得のいくものになるよう応援しています!





