【転職成功の分かれ道】経理経験3年以上の人が転職で絶対に気を付けるべき5つのポイント

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困り犬

新卒で経理に配属されてそろそろ3年…。

困り猫

転職しようか悩んでいるんですが、どうしたらいいんでしょうか?

新卒で経理に配属されてから3〜5年ほど経つと、転職を考え始める方が多いと思います。

仕事にも慣れ、決算業務を一通り経験してくると、

  • 「もっと良い環境で働けるのでは?」
  • 「自分の市場価値を試してみたい」

と感じ始めるのは自然なことです。

実際、経理職として3年以上の実務経験があれば、求人の幅は一気に広がり、転職自体は難しくありません。

しかし、経験3年という立場だからこそ注意すべき落とし穴も存在します。

ここを誤ると、せっかく積み上げたキャリアのアドバンテージを活かせず、転職後に「前の方が良かった」と感じてしまうケースも少なくありません。

そこで本記事では、筆者自身の経験を踏まえて、経理経験3年以上の方が転職で意識すべきポイントを5つにまとめて紹介します。

上司のたまさん

転職しようか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧くださいね♪

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目次

はじめに|筆者の経歴や保有資格の紹介

この記事を書いた人

経理のTさん

<プロフィール>

  • 経理10年目
  • 大手(建設)⇨中小(メーカー)⇨上場子会社(商社)
  • 簿記2級、税理士科目合格(財務諸表論)、建設業経理2級、TOIEC710
  • マイペースでコツコツ努力していくのがモットー
これまでの経歴は?
  • 新卒で大手の建設系に入社。激務と人間関係のストレスで4年で転職。
  • 家族経営の中小メーカーへ転職。残業は減ったが給与が低く2年で退職。
  • 現在は上場企業の子会社(商社系)に勤務。自分らしくのんびり働いています。
持っている資格は
  • 簿記2級(大学2年生で合格)
  • 税理士試験 財務諸表論(大学3年で合格)
  • 建設業経理士2級(社会人1年目で合格)
  • TOEIC700点(アラサーから勉強開始&2年で獲得)
現在の年収レンジは?

現在の年収は 500〜600万円台(福利厚生を含めると700万円弱)

経理職としては平均的な水準ですが、安定性とワークライフバランスを重視しています。

①現在の条件と同程度かそれ以上を目指す

転職を考えるとき、多くの人が「今の職場に不満があるから」という理由で動き始めます。

しかし、焦って転職すると、結果的に今より条件が悪化してしまうケースも少なくありません。

経理職は企業規模や業界によって給与水準・業務範囲・残業時間などが大きく異なります。そのため、求人票を見るときは「年収だけ」ではなく、トータルバランスで比較することが大切です。

具体的には以下の項目を必ずチェックしましょう。

チェックポイント
  • 年収(基本給・賞与・残業代の有無)
  • 残業時間・繁忙期の体制
  • 評価制度(昇給のタイミング・賞与評価の基準)
  • リモートワーク・フレックス制度の有無
  • 福利厚生・休日数

現職と同等、あるいはそれ以上の条件を満たしているかを冷静に見極めることで、「転職してよかった」と思える選択につながります。

逆に「多少年収が下がってもいいか」と妥協して転職すると、数ヶ月後に後悔する可能性が高いです。

経理のTさん

経理3年目以降は、スキルや経験が一定評価されるフェーズです。

無理に条件を下げる必要はありません!

上司のたまさん

「今より一歩上の環境を目指す」という意識で、転職活動を進めていきましょう!

②大企業から中小企業への転職はよく考えて

大企業経理として3年以上の経験を積んでいると、「今より裁量のある職場で働きたい」「スピード感のある会社に行きたい」と思う方も多いでしょう。

実際、中小企業への転職は、自分の意見を反映しやすい・経営層との距離が近いといった魅力があります。

しかし同時に、大企業と中小企業では働く環境が大きく異なる点に注意が必要です。

中小企業への転職でよくあるギャップ
  • 一人あたりの担当範囲が広い(経理+総務や労務を兼任するケースも)
  • マニュアルやシステムが整っていない
  • 属人的な引き継ぎ・ブラックボックス業務が多い
  • 税理士対応を自分で行う必要がある

このように、中小企業では“経理のプロ”というよりも会社全体のバックオフィス担当として働くケースが多くなります。

そのため、「専門性を磨きたいタイプ」よりも「幅広く経験を積みたいタイプ」に向いています。

転職前には求人票だけでなく、以下のような点を面接時に確認するようにしましょう。

◆判断のポイント

  • 経理チームの人数・役割分担
  • 決算の進め方(自社完結か、会計事務所依存か)
  • システム環境(クラウド会計・ERP導入の有無)

大企業から中小企業への転職は、環境の変化が大きい分、「自分の理想の働き方」と合うかをしっかり見極めることが何より大切です。

「自由さ」や「スピード感」に惹かれて転職しても、体制の未整備さにストレスを感じてしまう人もいます。

転職先で後悔しないためにも、メリット・デメリットを冷静に比較しましょう!

③大企業・上場企業を目指すならTOEICのスコアを上げておく

経理として3年以上の実務経験を積むと、「次は上場企業や大手メーカーで働いてみたい」と考える方も多いでしょう。

しかし、応募先が大企業・上場企業となると、評価されるポイントが少し変わってきます。大企業や上場企業の経理職では“英語力”が想像以上に重視される点に注意が必要です。

大企業では、海外子会社とのメール対応や英文財務諸表の確認など、英語に触れる機会が多くなります。

特に上場企業は海外投資家向けのIR資料作成や英文開示を行うこともあり、英語の読み書きスキルが業務の一部になっているのが実情です。

そのため、TOEIC600〜700点台を持っていると「最低限の英文資料を理解できる人材」として採用担当者からの評価が上がります。

さらに750点以上あれば、“グローバル経理人材”としてのアピールにもつながります。

私自身、これまで複数の企業で経理職の選考を受けてきましたが、簿記の上級資格(税理士の科目合格や簿記1級)よりもTOEICスコアの方が明確に評価されたケースが多くありました。

「簿記1級を持っているのに書類選考で落ちていたのに、TOEIC700点を超えた途端に通過率が上がった」——これは実際によくある話です。

英語は“資格”というよりも“コミュニケーション手段”として評価されているからです。

目指すべきレベル
  • TOEIC600点 → 書類選考で評価され始めるライン
  • TOEIC700〜750点 → 上場企業・大手メーカーでの応募に十分有利
  • TOEIC800点以上 → 海外子会社・外資系経理ポジションにも挑戦可能

「経理+語学」という組み合わせは、あなたのキャリアを確実に次のステージへ導いてくれます。今のうちから英語力を磨き、チャンスを広げていきましょう。

新人のジャック

大企業や上場企業では、「高度な簿記資格」よりも「実務+英語」の組み合わせが強い武器になりますよ!

TOEICのスコアを上げるなら「スタディサプリ」がおすすめ

  • スマホ1つでスキマ時間に勉強できる
  • 基礎講座で中学文法をわかりやすく学び直せる
  • 実践問題集で解き方の「型」を習得できる
  • 動画講義+自動復習機能で挫折しにくい

TOEICのスコアを伸ばしたい経理職の方には、スタディサプリ ENGLISHがおすすめです。

私自身もこのアプリで学び、TOEIC400点→700点までスコアアップできました!

スマホ1つでスキマ時間に学習できるので、英語が苦手な私でも通勤時間やお昼休みにコツコツ続けられました。

特に文法や品詞の理解があいまいだった私にとって、「パーフェクト講座」と「実践問題集」は本当に役立ちました。

◆パーフェクト講座で“文法の苦手”を克服

TOEIC学習で一番の壁は、中学レベルの文法・品詞のあやふやさでした。

スタディサプリの基礎講座では、カリスマ講師・関正生先生の授業を通して、「そもそもこの文法はなぜこうなるのか?」を丁寧に解説してくれるので、英文の構造理解が一気に深まりました。

結果的にここを固めたことがスコアアップの土台になりました。

◆実践問題集で“解き方のコツ”を体得

基礎を固めたあとは、「実践問題集」でTOEIC形式の問題を繰り返し解くようにしました。

問題ごとに解説動画で“解き方の思考プロセス”が学べるため、ただ丸暗記するのではなく、「こういう選択肢が出たらこう判断する」という実戦スキルが身につきました。

仕事後に疲れていても、アプリなら5分だけでも学習できるのが継続の鍵でした。その結果、半年ほどでスコアが400点台→700点台までアップ。無理なく続けられる仕組みが本当に助かりました。

経理職でもTOEICスコアは伸ばせます!

スタディサプリは「基礎をやり直す」「問題で慣れる」をどちらも効率的に実践できます。

英語が苦手な経理職の方でも、自分のペースで確実にスコアを伸ばせる最初の一歩として最適です

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④経理特化の転職エージェントとスカウト型を併用する

経理として3年以上の経験を積んで転職活動を始めるなら、「経理特化型の転職エージェント」と「スカウト型サービス」を併用するのがベストです。

私は最初、大手の総合型エージェント(dodaなど)だけで進めていたのですが、担当者の対応にムラがあり、経理という職種に対する理解が浅い印象を受けました。

具体的には、こんな感じの違和感です。

  • 経理転職なのに、一般事務や営業事務の求人を紹介される
  • 希望条件よりも年収が下がる求人を無理に勧められる
  • 「経理ならどこでも通用しますよ」と根拠のない励ましをされる
  • IPOの企業はどうか質問すると、「IPO…?」
  • 内定を取ればゴリ押しで入社させようとする

このように、「この人は経理の仕事を分かっていないな…」「自分のノルマの事しか考えてないやん」と感じることがありました。

その後、MS-Japanやヒュープロといった経理・会計職専門のエージェントに切り替えたところ、紹介される求人の質や、担当者との会話の“噛み合い方”が一気に変わりました!

経理特化エージェントを使うメリット
  • 経理・財務・税務など、職種ごとの業務理解が深い
  • 決算や税務経験などの“スキル単位”でマッチングしてくれる
  • 企業の内部体制(残業時間、チーム構成、年齢層など)に詳しい

このようなメリットがあり、「経理職として次のキャリアを考えたい人」には圧倒的に使いやすいです。

また、最近はスカウト型サービス(リクルートダイレクトスカウトなど)を併用するのもおすすめです。

登録しておくだけで企業やヘッドハンターから直接オファーが届くため、「自分の市場価値を客観的に知る」きっかけにもなります。

「経理特化型」や「スカウト型」を併用すれば、より理想に近いキャリアを実現できるでしょう!

おすすめの経理特化エージェントはコチラ

サービス名特徴
MS-Japan
管理部門全般に強みあり。サポーターが全員実務経験者!

<おすすめポイント>

①無料で相談できるが専門性は有料級

②経理・管理部門に特化した専門エージェント

③経験者向けのキャリアアップ相談が強み
ヒュープロ
スピード感ある転職支援がウリ!高年収案件も多数!

<おすすめポイント>

①担当エージェントにLINEで気軽に相談できる

②管理部門に特化しているため、経理職の求人数が豊富

③年収アップにつながる非公開求人が多い
WARC AGENT
経理向けハイクラス転職支援サービス!年収アップ確実!

<おすすめポイント>

①経理経験3年以上〜リーダー職・マネジメント志向の人向け

② 求人の傾向は年収500〜1000万円台が中心

③経理のキャリアパスを理解したアドバイザーが多く安心

これらのサービスはいずれも、経理経験者がサポート担当を務めている点が大きな特徴です。

表面情報だけでなく、企業の内情や実際の職場環境まで把握しているので、ミスマッチを防ぎやすいのが魅力。

また、大手総合型エージェントのように「数をこなす」スタイルではなく、一人ひとりのキャリアに寄り添った丁寧なサポートを受けられる点も安心です。

非公開求人も多く扱っているため、他では出会えない優良企業の求人情報を得られる可能性も!

経理のTさん

優良企業への転職なら、やはり管理部門特化のサービスが一番ですね!

➄選考途中で「あれ?」と思うようなことがあれば要注意

転職活動の中で、「仕事内容や年収は理想通りなのに、面接官に違和感を覚えた」という経験はありませんか?

実は、その“なんか引っかかる感覚”を軽視すると、転職後に後悔する確率が高いです。

私の実体験なんですが、ある会社の面接で、これから直属の上司になる課長と話したときに、正直こう思いました。

「なんかこの人、変やな…」

45歳くらい、独身でメガネをかけた方だったのですが、終始上から目線で話をされる感じで、ナルシストっぽい空気が漂っていたんですよ。

まあその時は、「多少クセのある人なのかも」と割り切って入社を決めました。

ところが入社後、やはり想像以上に相性が悪く、評価の仕方も上から目線、物の言い方にも配慮がない。最終的には私自身がブチぎれてしまいました(笑)。

この経験で痛感したのは、「面接で感じた違和感は、実際に働き始めると100倍になる」

面接では相手もある程度“よそ行きモード”のはずです。それなのに「なんか嫌な感じ」「距離感が合わない」と思う場合、入社後は間違いなくその違和感が強まります。

上司のたまさん

経理職は、上司とのコミュニケーションが密になりやすく、性格・価値観の相性が仕事のやりやすさに大きく影響しますよ!

違和感を感じたら確認しておくべきこと

  • 経理課のチーム構成
    ⇨人数・年齢層・上司の役割
  • 評価制度
    ⇨誰がどう評価しているか
  • 残業や繁忙期の雰囲気
    ⇨上司が自ら手を動かすタイプか、指示型か
  • 前任者が辞めた理由
    ⇨地味に重要

これらの事については、面接の質問時に必ず確認するようにしてください。

また、今は企業のリアルな口コミや評判を確認できるサービスも充実しているので、必ず活用しましょう。

社員や元社員の声を参考にすることで、応募先の経理職が「ホワイト寄り」なのか「ブラック寄り」なのかを見極めることができます。

ただし、口コミサイトはどうしてもネガティブな内容が多くなりがち(退職者が不満を書き残すことも少なくないため)。

そのため、複数の口コミを比較し、3件以上同じ意見が書かれているかをチェックしましょう!

新人のジャック

信頼度を高めるために、複数のサービス・色んな方の意見を比較・検討しましょうね♪

おすすめの口コミサイトはコチラ

サービス名特徴
オープンワーク
(口コミ&スカウト)
企業研究+スカウトで応募先を増やしたい人向け!

<おすすめポイント>

①企業の口コミが見られる

②スカウトも届くハイブリッド型

③転職前の「ミスマッチ」を防げる
転職会議
(口コミサイト)
口コミ・面接体験談で入社後のミスマッチを防ぎたい人向け!

<おすすめポイント>

①企業の口コミ・評判を調べられる

②社員や元社員の年収・残業時間、WLBなどを確認できる

③実際の選考体験談も豊富で、面接対策に活用できる

【まとめ】経理3年以上の転職は“勢い”よりも“戦略”で決めよう

経理として3年以上の経験を積んでからの転職は、キャリアをどう伸ばすかを左右する大きなターニングポイントです。

経験を武器にできる一方で、選択を誤ると「条件が下がった」「人間関係で失敗した」と後悔してしまうケースも少なくありません。

今回紹介した5つのポイントを押さえておけば、転職後にギャップを感じるリスクを大きく減らせます。

転職する際のポイントおさらい
  • 現在の条件と同程度かそれ以上を目指す
  • 大企業から中小企業への転職はよく考えて
  • 大企業・上場企業を目指すならTOEICのスコアを上げておく
  • 経理特化の転職エージェントとスカウト型を併用する
  • 選考途中で「あれ?」と思うようなことがあれば要注意

転職活動では、求人票よりも「誰と働くか」「どんな成長ができるか」を意識することが大切です。

焦って決めるのではなく、経理特化のエージェントを活用しながら、自分に合ったキャリアをじっくり選びましょう!

経理のTさん

あなたの3年間の経験は、次のステージで必ず活きます。

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