困り犬転職活動しようか悩んでいるんだけど…。



ビズリーチってどう?本当にスカウトくるの?
転職を考え始めた方の中には、こう感じている方も多いのではないでしょうか?
実際、「ビズリーチ」はCMや広告で目にする機会が多く、転職サービスとしての知名度はトップクラスです。
しかし一方で、SNSや口コミサイトを見ると――
- ハイクラス人材しか相手にされない
- 企業からの直スカウトがほとんど来ない
といったネガティブな評判も少なくありません。
そこで本記事では、現役アラサー経理の私が実際にビズリーチを使って転職活動をしたリアルな感想をお伝えします。
「本当にスカウトは来るのか?」「どんな求人が多いのか?」「メリット・デメリットは?」といった点を、実際のスカウト件数や内定状況をもとに、包み隠さず解説します。
また、私自身の経歴・資格・年収レンジも共有するので、「自分と似たタイプの人の転職体験を知りたい」という方には、きっと参考になるはずです。
はじめに|筆者の経歴&資格&年収レンジ
- これまでの経歴は?
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- 新卒で大手JTC(建設系)に入社。激務と人間関係のストレスで4年で転職。
- 家族経営の中小メーカーへ転職。残業は減ったが給与が低く2年で退職。
- 現在は上場企業の子会社(商社系)に勤務。ほどよい忙しさでのびのび働いています。
- 持っている資格は
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- 簿記2級(大学2年生で合格)
- 税理士試験 財務諸表論(大学3年で合格)
- 建設業経理士2級(社会人1年目で合格)
- TOEIC700点(アラサーから勉強開始&2年で獲得)
- 年収レンジは?
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現在の年収は 500〜600万円台(福利厚生を含めると700万円弱)。
経理職としては平均的な水準ですが、安定性とワークライフバランスを重視しています。
「ビズリーチ」を実際に使ってみた感想
スカウトの7割はヘッドハンター経由だった
ビズリーチといえば、「企業から直接スカウトが届いて、やり取りしながら転職が進む」――
そんなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
私自身も使い始める前は、「企業と直接つながれるサービス」だと思っていました。
しかし、いざ使ってみると実際に届いたスカウトの約7割はヘッドハンター(転職エージェント)経由でした。想像していたよりもヘッドハンター案件が多く、正直ちょっと意外。
- ヘッドハンター(転職エージェント)からスカウトが届く
- 気になる案件であれば返信する(その際、WEB面談希望日を聞かれることも)
- WEB面談までに履歴書と職務経歴書を作成する
- 面談にて年収などの希望条件をすり合わせ
- 求人票が送られるので、気になる求人にエージェント経由で応募する
こんな感じで、結果的にリクルートエージェントやマイナビエージェントなどと同じ“仲介型”の仕組みになるケースが多いです。
とはいえ、ヘッドハンター経由にもメリットはあります。
担当者によっては、書類添削や面接対策、非公開求人の紹介まで手厚くサポートしてくれる場合も。



「ビズリーチ=企業と直でやりとり」というイメージがあったので、なんだかな~って感じでしたね…。
企業からの直スカウトは3割ほど【やや少なめ】
ビズリーチでは、実際に届くスカウトの約7割がヘッドハンター経由でしたが、もちろん企業の採用担当者や役員クラスの方から直接スカウトが届くケースもあります。
私の場合、大手企業からのスカウトも複数あり、「無名企業や小規模企業だけがスカウトしてくる」という印象はまったくありませんでした。
がっつり面接というより、お互いの雰囲気を確かめる“ゆるめの面談”から始まることも。
私のような経歴でも大手から届いたことを考えると、実務経験が豊富な方や専門スキルがある方なら、有名企業からのスカウト率はもっと高いかもしれません。



カジュアル面談から始めてくれる企業もあるので、最初のハードルは低めですよ~!
アプリの求人検索は正直微妙
個人的に「ちょっと微妙だな」と感じたのが、ビズリーチのアプリでの求人検索機能です。
最初はプレミアム会員として登録されるので、幅広い企業の求人を見ることができます。ただし、プレミアム期間が終了すると非表示になる求人や、企業名が見えなくなる案件も出てきます。
そのため、無料会員になってからは少し使いづらく感じました。
そのため、求人に応募したい場合は、まずその案件を扱っているヘッドハンターに連絡する必要があります。
ヘッドハンターを介する関係上、エージェントの判断で応募が見送られるケースもあります。
つまり、あなたが応募したい企業でも、エージェントが「合わない」と判断すれば、企業に書類が届かない可能性があるのです。



企業によってはヘッドハンターを通さず応募できる場合もあるので、その点は要チェックですね!
職務経歴の自動生成は神【時短&クオリティ高すぎ】
個人的に、ビズリーチを使っていて一番感動した機能が「職務経歴書の自動生成」機能です!
正直、転職活動でいちばん面倒なのが職務経歴書の作成。でもこの機能を使えば、AIが自動で文章を作ってくれるので、短時間で完成度の高い職務経歴書が仕上がります。
- 職務経歴の入力画面で、下部にある「職務経歴自動生成」をクリック
- 質問に沿って自分の業務内容・スキルなどを選択
- AIが内容をもとに自動で文章を生成
質問項目はおよそ5つ前後。自分が経験している業務を選んでいくだけで、自然で読みやすい経歴書文が完成します。
ビズリーチが作る文は構成が整っているので、そこに自分の実績や数字を少し足すだけで、ぐっと説得力のある職務経歴書になります。



大枠をAIが作ってくれるから、“ゼロから書く時間”が大幅に減って助かりました!
定期的にログイン&更新する必要あり【放置するとスカウトが激減】
ビズリーチを使ううえで意外と見落としがちなのが、定期的なログインとプロフィール更新の重要性です。
登録したまま放置していると、スカウトの数が一気に減ってしまいます。というのも、ビズリーチの仕組み上、アクティブなユーザーほど検索結果の上位に表示されるようになっているためです。
たとえば、同じような経歴の人が100人いた場合でも、「最近ログインした人」「プロフィールを更新している人」ほど企業やヘッドハンターの目に留まりやすくなります。
逆に、長期間ログインしていないと他の候補者に埋もれて、なかなかスカウトが届かなくなります
- 職務内容やスキル欄を少し編集する
- 新しい実績を追記する
- 希望条件(年収・勤務地など)を微調整する
この程度の更新でも“アクティブ判定”が維持されるため、スカウト数を安定的に保つことができます。



大体2〜3ヶ月放置すると、ほんとにスカウトがピタッと止まってしまいます…。
定期的にログインして、軽く更新するだけでも全然違いますよ!
実際のスカウト数&内定数はコチラ
ここでは、ビズリーチを約6ヶ月間利用した結果を具体的な数値で公開します。
実際に届いたスカウト画面(一部抜粋)
※企業名・個人名などは黒塗りにしています。
←ヘッドハンター経由/企業からのスカウト→


スカウト・内定データまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用期間 | 約6ヶ月 |
| ヘッドハンターによるスカウト数 | 142件 |
| 企業からの直スカウト数 | 75件 |
| 求人への応募数 | 10社 |
| 内定数 | 2社 |
全体のスカウト数は合計217件(6ヶ月間)。1ヶ月あたり約35件前後のスカウトが届いた計算になります。
体感としては、以下のような印象です。
- ヘッドハンターからのスカウトが多く、週2〜3件ペースで届く
- 企業からの直スカウトは月10件前後で、質がやや高め
応募した10社のうち、書類選考を通過したのは約半分。最終的には2社から内定を獲得できました。(企業から直スカウトが来た場合でも書類選考で落とされることもありました…笑)
どちらも経理職(主任クラス)で、年収は現職+50〜80万円ほど。



スカウト数は想像以上に多かったですね!
職務経歴書を充実させたタイミングで一気に増えた感じがしました。
実際に使って感じた「ビズリーチ」のメリット&デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| スカウト数が圧倒的に多い 求人の質が高く、年収レンジも上 職務経歴書の自動生成機能が優秀 | ヘッドハンター経由が多い 無料会員だと閲覧できる求人が制限される 定期的なログイン&更新が必須 |
総合的には「忙しい人でも効率よく転職情報を集められる」点が魅力でした。
経理や管理部門など、専門性の高い職種で転職を考えている方は、ビズリーチと特化型サービスを併用するのもおすすめです。



スカウトの中には自分に合わない求人も混ざってることも…。
そういうときは、“経理・管理部門に特化した転職サービス”を併用すると、ミスマッチが減りますよ!
経理転職におすすめのサービスはコチラ
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| MS-Japan | 管理部門全般に強みあり。サポーターが全員実務経験者! <おすすめポイント> ①無料で相談できるが専門性は有料級 ②経理・管理部門に特化した専門エージェント ③経験者向けのキャリアアップ相談が強み |
| ヒュープロ | スピード感ある転職支援がウリ!高年収案件も多数! <おすすめポイント> ①担当エージェントにLINEで気軽に相談できる ②管理部門に特化しているため、経理職の求人数が豊富 ③年収アップにつながる非公開求人が多い |
| WARC AGENT | 経理向けハイクラス転職支援サービス!年収アップ確実! <おすすめポイント> ①経理経験3年以上〜リーダー職・マネジメント志向の人向け ② 求人の傾向は年収500〜1000万円台が中心 ③経理のキャリアパスを理解したアドバイザーが多く安心 |
これらのサービスはいずれも、経理経験者がサポート担当を務めている点が大きな特徴です。
求人票の表面情報だけでなく、企業の内情や実際の職場環境まで把握しているため、ミスマッチを防ぎやすいのが◎
また、大手総合型エージェントのように「数をこなす」スタイルではなく、一人ひとりのキャリアに寄り添った丁寧なサポートを受けられる点も安心です。



優良企業への転職なら、やはり管理部門特化のサービスが一番ですね!
ビズリーチはこんな人におすすめ
- 忙しくて、転職サイトを細かく見る時間がない人
⇨スカウト型なので、自分から探さなくても情報が自然と集まる。 - キャリアアップ・年収アップを目指したい人
⇨管理部門でも年収500〜700万円台の求人が多く、ハイクラス層に強い。 - 今すぐ転職しなくても、良い話があれば検討したい人
⇨登録しておくだけでスカウトが届くため、「ゆるく情報収集」にも最適。 - 職務経歴書や自己PRの作成が苦手な人
⇨AIの自動生成機能で“書類作成のハードル”を一気に下げられる。 - ある程度の実務経験(3年以上)がある人
⇨未経験よりも「実務+資格持ち」の人にスカウトが集まりやすい。



“いつでも転職できる状態”をキープしておく感覚で使うのがちょうどいいと思います!
ビズリーチの総評(5段階評価)
総合評価:
「忙しい人でも効率よく転職情報を集められる」点が最大の魅力。スカウト型なので、自分から積極的に動かなくても市場動向が分かり、“転職の準備段階”として非常に使いやすいサービスです。
一方で、エージェント経由の多さやプレミアム会員の制限など、“手軽さ”よりも“質重視”のサービス設計になっているため、じっくり転職を考えたい30代前後の経理・管理部門職に特におすすめです。



登録して放置していてもスカウトが届くので、「市場価値を把握するツール」としても重宝しています!



本気で動く時は、MS-Japanやヒュープロなど専門エージェントと併用するのがベストですね。
まとめ|ビズリーチでハイクラス転職を実現させましょう!
この記事では、実際にビズリーチを使ってみた感想を、現役経理の視点からお伝えしました。
あらためて内容を整理すると、次のようになります。
- スカウトの7割はヘッドハンター経由
⇨企業からの直スカウトは3割ほど - アプリの求人検索は少し使いづらい
⇨職務経歴書の自動生成は神機能 - 定期的なログイン&更新が必要
スカウト数・求人の質ともに高水準
CMなどでもおなじみのビズリーチですが、実際に使ってみると「意外とリアル」な一面も見えてきます。スカウトの多くはヘッドハンター(転職エージェント)経由ですが、
その分、非公開求人や年収アップにつながる案件に出会える可能性が高いのも事実です。
企業からの直スカウトも一定数届きますが、やはり有名企業や上場企業から直接声がかかるケースは少なめ。
とはいえ、プロフィールをしっかり整えておけば、チャンスは確実に広がります。
総じて、「経歴に自信がある人」や「キャリアアップを見据えて動きたい人」にとっては、非常に満足度の高いサービスです。



企業から直接スカウトが届くと、“自分は必要とされてる”って感じられて、モチベーションが上がりますよ!



自分の市場価値を確認するだけでも利用する価値はあると思うので、ぜひ一度チェックしてみてください♪







